金融商品には様々なものがありますが、その中でも債券は特に商品の種類が豊富です。それゆえに分類方法も多く、発行者や償還期限、募集形態、発行状況、証券の形態など、様々な条件を使用して分類することができます。

例えば、証券の発行者による分類は、最も一般的で頻繁に利用される分類方法です。この方法で分類すると、国が発行する国債、地方公共団体が発行する地方債、金融機関が特別な法律に基づいて発行する金融債、企業が発行する社債などに分けられます。

この他では、償還期限を用いて分類すると、1年未満で償還される短期債、長くても5年程度で償還される中期債、10年程度で償還される長期債、30年程度で償還される超長期債に分けられます。証券の募集形態で分類すると、不特定多数が対象の公募債や、発行者と関係ある者だけが対象の縁故債などに分けられます。証券の発行状況を用いて分類すると、新規に発行される新発債と、既に発行済で市場において取引が行われている既発債に分かれます。また、発行した証券の形態を用いると、定期的に利息が支払われる利付債、額面価格より低い価格で発行されて利息が支払われない割引債、新株予約権付社債(ワラント債)、他社株転換社債などに分類することが出来ます。