債券には非常に多くの種類があり、分類方法も様々です。債券を何らかの方法で分類する際に、最も一般的かつ広く使われている方法は「発行体による分類」です。

発行体による分類では、まず発行体が日本の国内か国外かで大きく2つに分かれます。購入代金の支払いや利子及び償還金の受け取りに使用される通貨が外国のものだったり、発行体が外国の政府や企業であったり、発行される場所が外国であったりする場合は全て「外債」に分類され、それ以外は「国内債」と分類されます。

国内債の分類では、国(政府)や地方公共団体などが発行する「公共債」と民間企業が発行する「民間債」に分かれます。公共債には、国が財政法などに基づいて発行している「国債」、都道府県や市町村の自治体が地方財政法などに基づいて発行する「地方債」、特別の法律に基づいて設立された公庫、公団、法人が法律の規定に基づいて発行する「特別債」があります。民間債には、金融機関が特別の法律に基づいて発行する「金融債」と、それ以外の一般企業が会社法や商法などの規定に基づいて発行する「社債」があります。
発行体による分類で主なものは以上の通りで、これ以降は債券の償還期限までの期間や、オプションの内容などによりさらに細分化されます。